皆さん、私が8月にあげたマウイの火事についてのYouTubeビデオを覚えていらっしゃいますでしょうか。
はい、あの所々かんじゃってて、「顔出しで行くかどうか」でかなり悩み、一人会議をした結果、「被災された方々が直面している大変さにくらべれば、私の怖さや恥ずかしさなんて滅茶苦茶ちっぽけだぞ」と自分を奮い立たせ、「子ども達のためだったらどんな恥でもかきます!」と言って出させていただいたビデオです。
最初は「50人くらいの方が観てくださるだろう」と思ってシェアしたところ、皆さんがシェアをしてくださったおかげで、想像をはるかに超える人数の方に観ていただく運びとなりました。
そうして数多くの方から温かいメッセージをいただきました。それもひとえに、シェアをしてくださった、心優しい皆さまのおかげです。
寄付をしてくださった方の中には、それまでゆかりのなかった個人の方で、30万円も振り込んでくださった方がいらっしゃったので、「もしかしたら振り込んでくださった際に間違って、ゼロを多く打ってしまったのかもしれない。三万円、もしくは三千円の間違いかもしれない。それなら27万円、もしくは29万7千円をすぐにお返ししよう!」と思って連絡をしたところ、
「金額に間違いはございません。私の口座で眠っておりました虎の子を起こしまして、『さあ~!君達が活躍する時が来たので、上岡さんの所で頑張るように』と送り出しました。」
と返事をくださいました。
それを読んで、涙がどーっと出てきました。 今でも出ます。
他にも「こちらの寄付は安佳里さんが、ご自身の日本の銀行口座からアメリカの銀行口座に移す際の手数料に充ててください」と気遣ってくださる方までいました。
私は寄付をしてくださった方々と、被災をされた方々を結ぶ、一介の橋渡し役に過ぎないのですが、そのような皆さまの優しいお心に触れる貴重な体験をさせていただき、大変ありがたい気持ちでいっぱいです。
沢山の方が「僅かな金額ですが」という言葉を添えて寄付をしてくださったのですが、どんな金額でも私にとっては、「僅か」ではありません。たとえ100円であろうと、皆さまが汗水流して得られたお金を、見ず知らずの私に委ねてくださったことに、いたく感動し、「これは一銭も無駄にはせんぞ」と思い、寄付金活用作業に精を出させていただきました。
火事から四ヶ月が経った今、その作業に目処が立ったので、皆さまに報告をしたく、こちらのビデオを作成いたしました。ビデオは3つのセクションから成っています。
1) 拝受した寄付金額合計
2) 寄付先一覧
3) 寄付の例。寄付先からのメッセージ
この同じ地球(ほし)に生きる、同胞から同胞への温かいエール(寄付)がこのように行われましたよとシェアさせていただくことで、皆さまの心にも、温かいともしびが灯(とも)りますと、本望です。
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